船内で一番楽しみなのが、食事です。「みらい」には、世界中から研究者が乗船します。日本料理だけでなく、乗船研究者の出身国を考慮した料理もテーブルに並び、メニューは豊富です。観測作業の内容によって、その日の献立も変わります。寒い、暑いだけでなく、力仕事が続く場合には、スタミナのつく料理が出されます。「SORA2009」のように長い航海で寄る港が少ないと、新鮮な野菜や果物の補給が難しくなります。新鮮さを長持ちさせる工夫と多様な料理の組合せで、長期の航海が行われていることを感じさせません。
こうした船内の食事を担当するのが、船内組織の中の事務部です。
「みらい」の事務部は、事務長を兼務する観測士の下に、司厨長(チーフスチワード:船内ではチューシチョウと呼びます)、次席司厨長(セコンドスチワード:船内ではセコンドあるいはサロンと呼びます)、料理長(チーフコック:船内ではおやじさんと呼びます)、副料理長(セコンドコック:船内ではセケンと呼びます)、そして、司厨部員(コック)の5名です。研究者が多く乗船し、乗組員を含め乗船者が60名を超えると司厨部員(コック)が1名増員されます。![]() | 大田司厨長 (石川県出身、二男一女の厳しい父。 日本船員厚生協会の会館支配人の経験を有し、「みらい」の母港むつ市で開催された「みらい料理教室」の主任講師を務めました)。
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| 杉本料理長 (長崎県出身、一男二女の寡黙で温厚な父、前の会社日本郵船では、船員の代表として海上労働の改善を担う職場に勤務した経験があります。大田司厨長が休暇中は、彼に代わり司厨長の職を執ります) | ![]() |
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都内老舗ホテルでの経験と大型外洋客船のシェフを長く務め、杉本料理長と交代で料理長の職を執ります) |
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スプーンを用意していますが、外国の研究者は箸で召し上がっています。ドライカレーの料理方法を「みらい」の母港むつ市で開催した料理教室で、多くのむつ市民の皆さんに紹介しました。料理方法はむつ研究所ホームページで知ることが出来ます。 |