当社は1994年(平成6年)の発足以来、(独)海洋研究開発機構の海洋調査・研究船の運航を民間企業として受託し、あわせて海洋にかかわる調査・研究を技術的にサポートする観測支援業務をおこなっています。
  いまわが国は、世界第6位の広さの排他的経済水域を有する海洋国家として、海洋の有効利用や環境保全等に国力をあげて取り組んでいますが、その基本となるのは“海を知る”ということであり、当社の業務はこの海を知るための手段である船の運航と海洋調査・研究の技術的支援というまさに縁の下の力持ちの仕事であるといえます。

   かつての原子力船「むつ」を改装した海洋地球研究船「みらい」(8,687G/T、海洋地球研究船では世界最大級)は1997年の改装以来当社が運航をおこなってきていますが、2003年の南半球世界一周の大航海や、昨年まで延べ7回の北極海航海など大型船の利点を生かしたグローバルな海域における調査研究活動をつうじて地球温暖化など地球規模の気候変動や環境変化について貴重なデータの収集と発信をおこなっています。


   また世界に誇る最大級、最新鋭の地球深部探査船「ちきゅう」(57,500G/T、研究者も入れた乗組み定員150名)の運航にも運航会社日本マントル・クエスト(株)への出資や、運航要員の派遣をつうじて深くかかわっています。


   当社の主要株主である日本郵船(株)とパートナーである深田サルベージ建設(株)との連携により、民間企業ならではの創意と工夫をこらして、わが国の重要な資産である海洋調査・研究船の安全運航、効率運航に最大限の力を注ぐとともに、調査・研究活動がスムースかつ効果的に実施されるよう技術的な支援をきっちりおこなっていくことがまずは当社の使命であると考えています。

   さらには今後、海洋にかかわる学術調査・研究分野のみならず海洋資源の探査や開発といった新しい分野においても当社としてできる業務を拡大すべく挑戦していく所存ですので、皆さまのご理解とご支援をお願い申しあげる次第です。


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